次にサヨナラ列車に乗車したのは、手宮線であった。
この日は6両編成。

既に旅客営業が廃止されたいた手宮線に入るとあって、
やはり車内は満員であった。
札幌駅から南小樽駅へ向かい
南小樽駅から、方向転換して手宮へという運行経路であり、
帰りは、札幌で終わらせた。
ただ、この手宮線手宮号は、
手宮駅が北海島鉄道の発祥の地ということもあって、
手宮から幌内間の運行であった。
その幌内へは、翌年の1986年に向かうこととなる。

さて、手宮線の終着駅であった手宮駅は、今でも残っている。
また、一部の線路も残されたままである。
一部の市民は、手宮ー南小樽間を復活させたいと動いているようだが、
結果はいかに?

なお、この間にサヨナラ列車ではなく、美幸線、天北線、羽幌線に乗車しているが、
この件については、別の乗車記で触れることとする。
4年くらい前だったと思うが、
私は久々に、小樽交通記念館を訪問した。
ここは、鉄道ファンなら、誰もがいってみたくなるような場所である。