時が経つのは早いもので、福知山線脱線事故
から10年の月日が流れた。
10年前の私は、修士課程の大学院生。
この日は、偶然にも早く帰ることが出来、この事故のニュースを知ったのだった。

平成に入ってから最大の死傷者を出したこの事故以降は、
JR西日本がやり玉に挙げられていたが、
JR北海道が石勝線のトンネル内で火災事故を起こして以来、
世間の非難の目は、JR北海道に取って代わられた。
一方、JR西日本は、変り始めていた。

ところで、このブログでは、何度か伝えているが、
JR西日本は、3月12日で運転を取りやめた
トワイライトエクスプレス(大阪―札幌間)
の放送を聞き、かつ食堂車の対応を見る限り
おもてなしの心が十分、いや、十二分に伝わってきたからだ。
だからこそ、二度とこのような事故がないようにして欲しい。

最後に、この事故で被害に遭われた皆様への
ご冥福をお祈りいします。