平成29年10月21日、
FPフォーラムin2017&知るぽると講演会inさっぽろ
に参加してきた。(計5フォーラムのうち3フォーラムに参加)


今回はあくまでもファイナンシャルプランナーに関わる話が中心だが、
少し選挙のことが絡んだので、本日の投稿となった。
このブログでは、午前の部の感想を述べる。

最初は元自民党議員で現在はバラエティ番組にも登場している
T・S氏。
『秘密のケンミンShow』などにも登場している方である。

彼の家は、医者または弁護士の家計で、
自分の父親も兄も医者になっているとか。
ところが自分は勉強が苦手で。
スポーツ推薦で大学に入学したものの、
結局退学せざるを得なかった。

ただ、アルバイトで一生懸命掃除をしていたのが縁で
派遣会社から誘われ、議員にもなることができた。
そのご、落選した後はテレビに登場することとなった。

結果的に今の職業は自分がなりたかった職業ではない。
しかし、過去には、このような事例もあるので、
自分の夢は諦めないで欲しいとのことだった。
また、今は「人生100年時代」と言われているので、
投資をすることも必要ではある。
ただ、注意点が必要で、
「自分がかつてなりたかった職業の銘柄を
5社から10社程度見ておくことが必要である。
しかし、みんながやっているからという発想は
投機になってしまう」ということもある、
とのことだった。

では、事例を紹介する。

事例1
「今まで全く働くことをしてこなかった主婦が
過去に7度家を潰したという経験から、
79歳で一念発起して合格率が10%台の
国家資格に合格し、80歳になってから起業をした」

事例2
「ある50代の男性は医者になりたかった。
ところが家が貧乏で医者になる余裕はなかった
しかし夢をあきらめることができず、
暫らく働いた後に50代で再挑戦することを決めた。
そこで京都大学の総長に手紙を書いて、
自分のような者が再挑戦して良いのか、ということを尋ねた
京都大学の総長からの手紙には、
『私たちは差別しません』ということが書かれていた」
55歳で医師免許を取得し、
現在は船医として働いている」

事例3
「ある30代の主婦は何をやってもすぐ諦めてしまい、
長く続いたことが無い。
ある日から、スーパーのレジ打ちの仕事に入ったが、
どうも自分のなりたい職業ではなく、
また辞めようかと悩んだ
ある日親からの手紙を発見して、
自分自身が幼少時代にピアノを習っていたことから、
何か活かせることがあるのではないかと考えた。
その結果、レジ打ちも早くなり、
お客さんに対しても笑顔で話せるようになった。
そればかりではなく、お客さんとの
コミュニケーションも図れるようになった」

事例3で紹介したように、なりたくてなった職業ではなくても、
与えられた仕事を一生懸命やることが
次の仕事につながっていくこともあるらしい。

さて、冒頭に選挙が絡むと書いたが、
実は、このT/S市の公演中に選挙カーの声と
候補者の演説が流れてきた。
自分の立場でうるさいとは言えないと。

まあ、よく喋る人ではあったが
何故か話に引き込まれていく形を
もっていく人だったな、とは思った。

かなり長くなったので、午後編は
その2にまとめることとする。