平成29年の暮頃から、気になっていた
『8年越しの花嫁 ~奇跡の実話~』
ようやく鑑賞してきた。

パッとシアターの中を見廻したところ、
女性が8割5分程度、男性が1割5分程度で、
この映画の鑑賞者は女性の方が多かった。

この場でばらしてしまうが、
最初にこの映画の予告編を見た瞬間、
私は男性の主人公が、てっきり
かつて『天地人』で主役を張った方かと思った。

一方、女性の主人公は、
誰かと勘違いするようなこともなかった。
(もっとも彼女の場合は、声だけで誰だか分かってしまう)

さて、前置きが長くなったが、
今回の感想は以下の通り。
いくら映画のタイトルが、
『8年越しの花嫁 ~奇跡の実話~』
となっているとは言え、
こんなことって実際に有り得るのだろうか!?
ということであった。

そしてもう一つ、
もし私が男性主人公と同じ立場だったら、
ここまで恋人に対して、献身的になれるだろうか?
とも思った。

実を言うと、映画の中身は、若干違うものの、
かつて網走を舞台にした
『抱きしめたい』
という映画を鑑賞した時も、
似たようなことを思った。

それと同時に、男性の病気物の映画は、
だいぶ少なくなってきているような気がした。

最後に、この映画とほぼ同一内容のハリウッド映画が
実際に公開されているらしい。
さて日本人で、似たような2作品を鑑賞された方は
どのくらいいらっしゃるのだろうか。
また、この『8年越しの花嫁 ~奇跡の実話~』
がアメリカで公開された場合、アメリカの方も
似たような思いを描くのでは、という感想も持った。