新型コロナウイルス感染症の影響により、資格試験のあり方も
変化の兆しを見せている。その詳細は、
①敢えて筆記試験のみにする。
②筆記試験とCBT試験を併用
③完全CBT化
④CBT試験とIBT試験の併用
⑤IBT試験のみ
⑥自宅受験に振り替え

上述したうち、特にIBT試験では、
パソコンにWebカメラを取り付けて
身分証明書をアップしなければならない場合がある。
ところが、この件は改めてプリンターを購入しなければならないようなので、
コロナ禍で、アルバイトやパートタイムの職を失ったり、
元々家にパソコンがないという家庭で、かつ受験に踏み切ろうとする人には
不利に働いてしまうのではないか、という疑問が残ってしまうのである。

同時に、私のように就職氷河期世代で、ほとんどが契約社員となっている
方々にも似たようなことが言えるのではないだろうか。
よって、私の資格試験に対するか個人的な意見は、
試験のCBT化は賛成、IBT化は反対という立場である。
(一部のCBT試験でも、IBT試験と同様の措置が取られている場合もあるが、
その場合は筆記試験が受験できるようになっている。)

普段は各種試験団体に対しても、できるだけ苦情を言わないようにしているが、
2021年度からの『東京商工会議所』の試験の措置には、疑問が生じたので、
「お願い」という立場で、思わず問い合わせをしてしまった。
個人的にはCBT試験の実施に踏み切った『日本商工会議所』の方が、
受験生の立場をよく考えていたように思われる。

タイトルに記したように、あくまでも個人的な意見である。