私は、小学校時代から大学時代まで、
『男女平等は当たり前であること』
ということを、口を酸っぱくして教えられてきた。

1986年に男女雇用機会均等法が成立して、
その後何度かの改正を経て、今に至っている。

だが、実際に会社勤めをしている女性の方に、
ファイナンシャルプランナーのセミナーなどでお話を伺うと、
企業によっては、未だに男女の賃金格差があるという。

しかもこのような賃金格差を設けている会社の男性社長は、
「男女平等」の教育を受けなかった、60代か70代の人か
その遺志を継いだ息子が多い、とのことである。

私は、今回の騒動を受けて、インタビューしたみたいと思ったのは、
未だに賃金格差を設けている企業の男性社長である。
何故なら、賃金格差を解消しないのであれば、
古い考えから抜け出せないということになるからだ。

ということは、時代の流れについていけないという証明にも
なってしまう可能性が否定できないのではないか。
(現に、コンピューターの導入が遅れて企業では、
衰退している企業が幾つかある。)

かく言う私もそうならないよう気を付けていきたいと思う。